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チャンプ相模原の月例レース2月戦に参加してきた。
今回もストックリーディクラスとショートコーストラッククラスの2クラスに参加した。

前日準備

前日入りはしたものの、今回はレース前のメンテナンスが全く出来なかったのでメンテナンスばかりしていた。
チャンプに行かずに自宅でメンテナンスしても良いかと思ったが、一人よりはみんなとお話ししながらの方が楽しいし、足りない部品も買い物できたので行って良かったと思う。

結局夜までメンテナンスをしていたが、B6.3Dのフロントサスアームが渋い。
サスアームもサスピンも新品なのにどういう事だ。リーマーを通してみたりしたが解消しない。

レース当日

朝一で@14RC3さんにサスアームが渋いと泣きつくと、ものの数秒で「ボールカップが渋い」と原因を突き止めてくれた。
「@14RC3さんありがとう!さすがだぜ!」と思うと共に、なぜ自分で気付けなかったのか。恥ずかしい限りだ。
しかし、ボールカップもボールスタッドも新品なのにこんな事があるとは。ボールエンドリーマーが必要か。
ともあれ他のボールカップとボールスタッドに交換して事なきを得た。練習走行はできなかった。

SCは山積みに集合していた

ストックリーディークラス

第1ラウンド

この日の気温は2月にもかかわらず20度ぐらいまで上がる予報だったので、タイヤをどうするか悩んだ。
とりあえず前後とも手持ちのタイヤの中で真ん中に当たるものを選んで、喰わなければ柔らからいコンパウンドに、喰いすぎるようなら硬めのコンパウンドに変えようと考えた。
そこでまずは、フロントにDirt Webs Silver、リヤにEllipse Greenで臨んでみた。

悪くは無かったが、リヤがやや薄く感じた。あんまり無理はしない方がよさそうだ。
途中までトップを走ることができ、何度か名前を呼ばれた。興奮した。
しかし、周回遅れの車が譲ってくれない。アナウンスは私を行かせるように促してくれていたのだが。
譲ってもらえないまま2周ぐらいしただろうか。
周回遅れの車にてこずっているうちに他車に抜かれていたようで、2位でゴールとなった。

第2ラウンド

第1ラウンドでリヤの薄さが気になったので、フロントはDirt Webs Silverのまま、リヤをEllipse Blackにして臨んだ。
今度は特に不安は無く、しっかり走れそうだった。
2〜3番手あたりを走っていると前方でクラッシュがあった。
「チャンスだ!」と思ったが、自分のマシンがマーシャルの影に入ってしまって見えなくなってしまった。
しかし、ここが踏ん張りどころだと全神経を集中して、見えないながらも転んでる2台を避けてトップに立った。
そして、そのまま何とか凌いで1位でゴールできた。気持ち良かったし、嬉しかった。
ラジコンを始めてから、いつかは1位でゴールしてみたいと思っていたが達成できた。
かなり荒れたラウンドだったからだとは思うが、それでも嬉しいものだ。

お昼はとんかつ弁当をいただいた

第3ラウンド

タイヤは変更せずにフロントDirt Webs Silver、リヤEllipse Blackのまま臨んだ。
第2ラウンドが上手く行ったものだから欲が出てしまって、真ん中の大ジャンプを飛ぼうとして転んでしまった。
そしてそれを取り戻そうとして、また大ジャンプを飛んで転んでしまった。
結局3位でゴールできたが、落ち着いて走るべきだった。このラウンドは失敗だ。

第4ラウンド

このラウンドもフロントDirt Webs Silver、リヤEllipse Blackのまま臨んだ。
第3ラウンドの失敗があるので、真ん中の大ジャンプは絶対飛ばない事にした。
飛べそうでも絶対に飛ばないと決めた。飛んだら切腹するつもりで臨んだ。
最後の方で周回遅れの車と絡んでしまい、3位でゴール。
譲って欲しかったところだが、仕方ない。
譲られないなら譲られないで、なんとか上手く抜けるようになりたい。

2位、1位、3位、3位ということで総合順位は7位となった。
密かな目標として「いつかはストックリーディー10位以内」という目標を持っていたのだが、達成してしまった。
ちょっと出来すぎた結果だろう。総合順位の表を見ても明らかに格上の方々より上に私が来てしまっている。
今回の結果を元に次回の目標を立てるとガッカリするに決まっているので、次回以降も身の程を弁えて臨みたい。

今回のセットアップシート

以前とあまり変わりはないが、リヤウィングの取り付け角度が0度になっている。
また、今回のレースではスプリングをフロントV1グレイ、リヤV1グリーンで走りきってしまったが、前後V2ホワイトという選択肢もあったかもしれない。

ショートコーストラッククラス

予選第1ラウンドと第2ラウンドはProLine Positron M4、予選第3ラウンドと決勝はJConcepts Ellipse Greenで臨んだ。
Ellipse Greenの方が横に強いので安心感はあるが、タイヤを換えたからといってどうにかなるものではなかったし、速い人はPositron M4しか使っていない。
予選結果は11位でメインレースは10位でゴールした。
やはりみんな速い。19〜20秒ぐらいで安定して周回できるとレースをもっと楽しめるかもしれない。
バギーをどこかで区切りをつけて、ショートコーストラックにちゃんと向き合わないといけないのだろう。
とはいえ、ショートコーストラックはなんとなく走ってしまうので、どこをどうセッティングしていくか悩む。
速い人を参考に色々勉強させていただくしかあるまい。

レース自体は相変わらず楽しかった。
普段の練習走行ではバギーに譲りながらになるが、レースの時はショートコーストラックばかりなので楽しい。
大きな車体での抜きつ抜かれつは迫力がある。観戦している方々も楽しいのではないだろうか。
ショートコーストラックこそリーディー形式でも良いのではとも思う。

私の可愛い愛車達

まとめ

主にストックリーディーの第3ラウンドでの反省になるが、今後は以下の三点に気を付けたい。

  • 練習で出来なかったことをしない
  • 失敗してはいけない場所を見極めて気を付ける
  • 失敗を取り返そうとしない


「練習で出来なかったことをしない」は、未だ会得できていない。
練習でも安定しなかった真ん中の大ジャンプはやはり飛んではいけなかった。自分自身との戦いだ。

「失敗してはいけない場所を見極めて気を付ける」は今回のレースで発見したことだ。
今回のレイアウトでは真ん中の大ジャンプの着地にマーシャルが配置されていないので、ここで転ぶと起こしてもらうまでかなり時間がかかってしまう。
今後レイアウトの変更があっても、レイアウトを良く観察して見極めたい。

「失敗を取り返そうとしない」はキースさんのブログでキースさんが松崎隼人選手に教わったこととして書かれていたのを読んで「なるほどなぁ」と思ったものだが、全く会得できていなかった。
失敗を取り返そうとして無理をすると再び失敗につながるということなのだが、まさにその通りになってしまった。

元々覚えの良い方では無いので、痛い思いをしながら少しづつ身に付けていくしかあるまい。
いつか成長を実感できる日が来ると信じている。