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CC-01とお散歩

新緑の眩しいこの頃、ラジコンを連れてお散歩に行ってみたいと思った。
理想を言えばダカールラリーのようなオフロードを疾走するような遊び方がしたかったのだが、ドライバーがついていけないのでお散歩と言うことにした。

ということで、スピードは出なくても良いが、少しぐらいギャップがあるようなところでも走りそうなシャーシが良い。
というと、普段あまり出番のないCC-01がお散歩のお供にちょうど良さそうだ。
お友達に計画を話してみると、一緒に来てくれるという。やったぜ!
おっさんが一人でラジコンとお散歩しているのは不気味である。誰かと一緒の方がいいに決まっている。

そしてお決まりのように前日はワクワクして中々寝付けずに寝不足のまま当日を迎えた。
我ながら幸せなおっさんである。

出発前夜のCC-01

主な構成は以下の通り。スカイホビーのサーキットで走らせた時のままだ。
タイヤ:キット標準のマッドブロックタイヤ
モーター:タミヤ ブラシレス15.5T(ピニオン20T)
ESC:タミヤ TBLE-02
サーボ:Futaba S3470SV
バッテリー:タミヤ LiFe 2200mAh
デフ:前後ともオープンデフ

お友達はGF-01を連れてきた。私のCC-01よりタイヤが大きく、ギャップに強そうだ。負けないぞ!

出発前の記念ショット 大冒険の始まりだ

スロットルを入れてみると早すぎたので、プロポのEPAを50%まで絞った。
もっと遅いモーターにすれば良かったが、今回はお試し走行なので手元にある物で間に合わせた。
人間の歩く速度に合わせてトコトコ走るCC-01とGF-01はとても可愛い。
これはもっと早くやっておくべき遊び方だったのでは無いだろうか。

食べられなさそうなキノコを発見した

ひっくり返ったり、たまにギャップに引っかかって動けなくなる姿もまた可愛い。
CC-01はドライブシャフトが露出していて草や枝を引っ掛けやすいのでこまめに取ってやった。
一方、お友達のGF-01は私のCC-01が苦戦するような所も突破して行った。悔しい。
GF-01はタイヤも大きく、駆動系が密閉されているのが良いのだろう。

おなかを見せるのは信頼のしるし

多少の上り坂でもラジコンたちはトコトコ登っていく。
ついてく私の方がキツイ。毎日ラジコンをお散歩してやれば運動不足も解消されそうだ。

結構な坂道だがラジコンたちは軽々と登っていく

休憩しつつバッテリーも交換し、お散歩を続けた。
バッテリーの持ちについては、速度がゆっくりなのでタミヤのLiFe 2200mAhで30分程度は持つ感じだった。
道中、ネジの緩みなどもあったのでバッテリー交換の時についでにみてあげるべきだった。

無事に二台とも初めての大冒険を終えた

お散歩を終えて

CC-01のことをインターネットで調べると色々ネガティブな意見が散見され、ダメな子なのかなと思っていたが遊び方の違いなのだなというのがわかった。
クローラーとして遊ぼうとすると色々手を入れたくなるようだが、今回のようなお散歩程度ならキット素組で充分楽しめそうだった。

もちろん色々とオプションパーツも出ているのでそれらを組み込むのもまた楽しいだろう。
防水仕様にして水溜りに突っ込んだりもできそうだし、夢は膨らむばかりだ。

私のCC-01にはアルミダンパーを入れているが、キットのCVAダンパーでも大差ないだろう。
タイヤについても途中からマッドブロックタイヤのソフトも試したが、砂が浮いていたり、落ち葉があったりすると違いは感じ難かったので、キット標準のタイヤでも十分だろう。
また、オープンデフでも登坂能力は充分あり、CC-01が登れない角度だと私も落ちそうだった。
プロポを握っていると手を使うこともできないので、CC-01が登れないところは諦めた方が良さそうだった。
ギャップの多いところではバンパーが邪魔になることもあったが、階段などがあったときにバンパーを持ち手にして運ぶことができたので、バンパーはあっても良いかなと思った。

安価に手に入り、組み立ても容易でこれだけ楽しめるCC-01は名作である。
こういう遊び方なら必要なのは予備バッテリーぐらいなものだ。
初期費用も少なく済み、スピードを出さないからクラッシュによる破損も少ないと思うので、これからラジコンを始める人にもお勧めしたい遊び方だ。

今後もたまにCC-01を連れてお散歩に行きたいと思った。
しかし、人間の欲には際限がない。CC-02や海外製のシャーシが気になってしまうのであった。

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