さて、勢いに任せてSenduroに載せるメカ類を妄想するだけしてみよう。
モーターとESC、サーボ、バッテリー、LEDユニットなどを検討してみる。
モーターとESC
ブラシモーターでいくか、ブラシレスモーターでいくか。
少し前まで、防水のブラシレスモーターは無く、クローラー系ではブラシモーターが主流だったと思う。
しかし、Hobbywingから防水のブラシレスモーターが出ているようで、ブラシレスモーターも選択肢に入てみる。
HOBBYWING COMBO-XERUN AXE R2
https://sekido-rc.com/?pid=156127141
ESCとモーターのコンボセットで、540サイズの1400KV、2100KV、2800KVと550サイズの3300KVがある。
ブラシレスモーターはその特性上、負荷がかかっても回転数に影響がほぼ無い点がメリットだろうか。
ブラシモーターには無い強力なトルク感が得られるが、クローラー系はかなりローギヤに設定されているからあまり体感できないかもしれない。
ESCは2セルから3セルのLiPoが使えて、BECが6Aあるので30kg-cmとかある強力なサーボも安心して使えそうだ。
また、専用アプリを利用することでスマートフォンからESCセッティングの変更ができる。
その際、Bluetoothで通信するので技適の問題がありそうだからSEKIDOから買うのが良さそうだ。
Hobbywing QuicRun Waterproof 1080 Brushed Crawling ESC
ブラシモーター用のESCならこちらがクローラー系の定番だろうか。
こちらも2セルから3セルのLiPoが使えて、BECは3Aある。
XERUN AXE R2と比べるとBECが少なく感じたが、クローラー界の先輩方はこれでかなり遊べているようだ。
まずこれを使ってみて不満を感じたらXERUN AXE R2に乗り換えるのが妥当か。
プログラムカードもついてきてお得な感じだ。
Reedy Radon 2 Crawler 5-Slot Brushed Motor (16T)
ブラシモーターはこれにしてみようか。RTRと同じターン数のブラシモーターだ。
RTRのモーターに対してこちらはリビダブルなのでブラシ交換や分解清掃もできそうだ。
ブラシモーターはメンテナンスが面倒だが、私はそこまで嫌いでもない。
ブラシモーターで16Tというととても早そうだが、これは5スロットのモーターなので丁度いいらしい。
アソシの公式サイトでは1850KVと記述されていたのでそれぐらいなのだろう。
私がスカイホビーで使うマブチ540SHなんかは3スロットのモーターで別物らしい。
5スロットのモーターは低速域でコントローラブルだとか。一回ぐらい使ってみようか。
ここまで調べてみたが、クローラー系は540サイズだけでなく、より大きな550サイズも使うようだし、バッテリーも2セルと3セルの選択肢がある。
どのあたりが丁度良いのかちょっと見当がつかない。
XERUN AXE R2の2100KVあたりが良さそうだが、試してみて不満があればモーターだけ買い直すことになる。
XERUN AXE R2に使うモーターは単品で14,000円ぐらいするので慎重に行きたいところだ。
やはり最初は無難にHobbywing QuicRun 1080とブラシモーターで始めるのが良さそうだ。
サーボ
サーボは防水仕様のものが望ましいが、多少の水しぶき程度なら防水でないものでも大丈夫だろう。
もちろんシャーシまでチャプチャプ浸かる場合は防水仕様のものを選ぶべきだ。
Savox SW-2210SG
(6.0V) 0.14 sec/60° 26.0 kg
(7.4V) 0.11 sec/60° 35.0 kg
IP67の防水性能と充分な性能を持っている。ちょっと高いがこれぐらいの性能なら間違いなさそうだ。
この価格帯は防水機能のあるサーボも何種類かあるので、欲しくなったら詳しく調べてみよう。
Savox SW-0230MG
(6.0V) 0.16 sec / 60° 6.5 kg
(7.4V) 0.13 sec / 60° 8.0 kg
これも防水を謳っているが、防水性能についての記載はない。
値段は安くて買いやすいのだが、このぐらいの性能なら新調するほどではないかな。
Futaba S3470SV
(6.0V) 0.14sec/60° 8.0kg
(7.4V) 0.12sec/60° 9.6kg
これは手持ちで余ってるので、とりあえずこれで試してみようか。
トルクに不満があったり、どうしても水に入りたい時はまた改めて検討しよう。
今のところ後処理が面倒そうだから水にはできるだけ入りたくないと思っている。
バッテリー
今回はバッテリーを新調する予定はないのだが、一応検討だけしてみよう。
LiPo各種
クローラー系では2Sだけでなく3Sという選択肢もある。3Sは電圧が1.5倍になるのでよりパワフルだろう。
Enduro Senderoにはショートリポとスタンダードサイズの両方が載せられる。
私はショートリポもスタンダードサイズも持っているのでとりあえずは問題ない。
ところで、クローラー系を楽しまれている方は家で充電して持っていくのだろうか。
満充電したLiPoを持ち歩くのは少し抵抗があるが、多分大丈夫なんだろう。
バッテリーにはウェイトの効果もあるので新調するのは経験を積んでからの方が良さそうだ。
Tamiya LiFe 2200mAh
前回のお散歩の時はこれを使った。
LiPoに比べると容量が少なく感じるがCC-01は1本で30分ぐらい走れたし、十分かもしれない。
サーキット走行だと5分かせいぜい10分でピットに戻ってマシンの状態をチェックするが、お散歩だとぶっ続けになるのでバッテリー交換の時にはぜひマシンをチェックしたい。
となるとバッテリー交換の頻度はそこそこあっても良さそうで、とりあえずまたこれを使ってみようか。
お散歩以外にあまり出番がないので使い道を見つけたいところでもある。
ただ、ESCやモーターをはじめ、メカ類はLiPoが前提なものが多いので色々とパワー不足かもしれない。
Futaba SBS-01V 電圧センサー
これはテレメトリーでバッテリーの電圧をプロポに表示するためのセンサーだ。
Futabaのプロポにしか使えないが、あれば便利だろう。
私はLiPoでもLiFeでもESCのオートカットが作動するまで使わない方がいいと思っている。
ただし、測定範囲が3.5Vから8.4Vまでなので3S LiPoには使用できない点には注意が必要だ。
LEDユニット
MyTrickRC Element Enduro Attack LED Light Kit
LEDユニットは検討の余地はなく、これにしようと思っている。
Enduro用にまとめられているので、これを買って取り付ければそれで終わりだ。
またLEDコントローラーの電源はバッテリーのバランス端子から直接取るようなのでBECの心配もしなくていい。
2S用と3S用のコネクタが付いているので、バッテリーは2Sでも3Sでも良い。
バックランプとブレーキランプを同時にコントロールできないようだが、そこは我慢しよう。
テールランプが光ってくれて、バックした時にバックランプが光ってくれれば良い。
私はポン付けが大好きなのだ。
まとめ
ESCとモーターだけはクローラー用のものが良いようなのでそれは新調しよう。
とりあえずHobbywing QuicRun 1080とReedy Radon 2 (16T) で始めてみようと思う。
サーボとバッテリーは手持ちのものを使う。
文章に書きながら考えてみると、少し冷静に考えられるのだろうか。
それほど暴走せずに済んだので少しほっとしている。
レースに出るラジコンと違って自由に妄想を膨らませられるのが楽しいジャンルだと思う。