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2WDバギー走行会の反省

2021年12月12日(日)開催。
この日の最高気温は15度程度、天気は快晴。
去年の12月に参加して以来、二度目の参加となる。
これまでスカイホビーのオフロード走行会は2WDと4WDが同じ日に行われていたが、別れるようになったようだ。
4WDバギー走行会は10月に行われており、今回は2WDバギー走行会となっていた。
この日は380モーターを使うグラスホッパー&ホーネット走行会も行われた。
私が参加した2WDバギー ジェントルマンクラスはGメインまであった。

2回目の走行会参加となるDT-03

結果

予選1回目では2回もコースの仕切りに乗り上げてしまった。
予選2回目では第一コーナーでクラッシュに巻き込まれてしまった。
決勝Dメインは3番グリッドから2位で勝ち上がり、Cメインに入れた。
Cメインでは8番グリッドから順位を上げて4位でゴールできた。
前回より順位は下がってしまったが決勝で何台も追い抜けたのは爽快だった。

反省点

まず、前回の反省点で挙げた練習期間及び準備期間の短さが解決できなかった。
というか前回より短い期間で準備することになった。
というのも今年は新型コロナウィルスの流行が落ち着き始めた頃にスカイホビーのBコースの改修があったので、新しい路面を体験したくて11月をそれに費やしてしまった。
2WDバギー走行会に出ようと決心したのも11月の終わりぐらいだったので、走行会まで2回しか練習に費やせなかった。
また、走行会前日にメンテをしながらフロントはCタイヤが良いんじゃないかと急に思いついてしまってセットを変更した。
さらに当日寝坊してしまい、走行会にはギリギリ間に合ったものの当日の練習走行はできなかった。
にもかかわらず、それまで使ってなかったタイヤで予選に出るという暴挙に出てしまった。
フロントをCタイヤにしたのはおそらく正解だったのだが、それまで使っていたタミヤのワイドグルーブドタイヤ(ソフト)より曲がるので予選1回目で2回もコースの仕切りに乗り上げる原因となってしまった。
練習でやってないことを本番でやるのは良くないという教訓になった。

備忘録

今回の走行会の準備にあたって、前回の備忘録に大いに助けられたので今回も記録しておく。
また、いずれ走行会に参加してみたいと思っている方の参考になれば幸いである。

路面について

今回の走行会で印象に残ったのは路面コンディションだ。
通常の「ぼこぼこCコース」の路面はカサカサの乾燥した路面だが、この日は走行会終了までしっとりしていた。
去年の同時期に行われた走行会では「予選が始まる頃には路面が乾きつつあった」と前回のブログに書いているので去年の走行会のコンディションとも違うようだ。
今回は予選1回目が終わる頃までタイヤに土が付着するほどのしっとり具合であった。
心当たりとしては走行会前の12月8日から9日にかけて強めの雨が降っていたことが挙げられるが、これが日曜日まで残っていたかは断定できない。せめて走行会前日の土曜日に調査できれば良かったのだが。
走行会の前の週にはかなり荒れていた路面が滑らかになっていたし、散水も含めて走行会前にお店の人が路面をメンテナンスしているのかもしれない。

メカ類

前回の走行会は有り合わせの物で済ませてしまったので今回は色々と新調したいと考えていたが、準備期間もろくに取れなかったため、そのままになってしまった。
今回使ったESCは調子が悪そうなので、いずれHobbywingのQuicRun-WP-CRAWLER-Brushed(QuicRun 1080とも呼ばれる)に変えたいと考えている。
QuicRun 1080はクローラー用みたいな名前だがツーリングやバギーにも使えるという。
BECが7.4Vで使えるのでFutaba S3470SVでも走行会で戦えるようになるのではないかという淡い期待もある。

タイヤについて

上位のマシンを見ると前後タミヤのCタイヤを使っている人が目立った。
フロントに京商のリブタイヤを使っている人もいたが、入手性を考えるとフロントもタミヤのCタイヤに決めてしまっても良いかもしれない。
前回はタミヤのワイドグルーブドタイヤ(ソフト)で曲がらず苦戦したのに比べ、Cタイヤでは狙ったところにいけるのでこちらが正解だろう。
大体、ワイドグルーブドタイヤだとリヤタイヤより径が小さくなってしまう。なぜ前回はワイドグルーブドタイヤにしたのだろう?今となっては真相は闇の中だ。

タイヤは前後Cタイヤで良いとしても、インナーはそれぞれ工夫しているようなので研究の余地はありそうだ。
加えて通常時と走行会では路面コンディションが変わるので、インナーを使い分ける必要もあるかもしれない。
今回は試しにYokomo ZC-T16Mをリヤに使ってみた。タミヤの付属インナーより柔らかくなり、路面が荒れている時は好印象だった。
今回の走行会のコンディションでは少しフロント勝ちに感じたのでタイヤ付属のインナーの方が喰うのかもしれないが、今回はダンパーエンドを変えたためリヤのリバウンドが少し減っているのでその影響もあるかもしれない。
真面目にやるなら新品でインナー違いを複数用意して試したいところだ。

前後Cタイヤで決めてしまっても良いかもしれない

フロントタイヤ

リヤタイヤ

Yokomo ZC-T16Mは屋外のオフロードコースではよく使われると言う

サスアームと車高について

フロントサスアームは水平に、リアはドライブシャフトが水平になるようにした。
また、車高はフロントの方がリアより2mm高くなるようにした。
これらを実現するためにダンパーエンドをエアレーションダンパー付属のものから変えている。

フロントはロアアームが水平になるように調整した
リアはドライブシャフトが水平になるように調整した

ショック

前回はアートバルーン用の風船で作ったダンパーブーツを使用したが、縮む時にショックボディとダンパーエンドの間に挟まってしまうので今回は指サックに穴を開けてスプリングを覆うように使用した。
スプリングの径が12mmなので指サックは13mm径の物が丁度良かった。

リアはもう少しリバウンドが欲しかったのでエアレーションダンパー付属のダンパーエンドを使っても良かったかもしれない。

その他

まとめ

予選は2回とも失敗してしまったが、決勝はかなり楽しめた。
決勝Dメインは3番グリッドだったがスタート直後に数秒間モーターが回らなくなり、最後尾に。
そこからなんとか巻き返して2位で勝ち上がり、Cメインに入れた。
Cメインでは8番グリッドから追い上げて2位と3位が見えて来た最後の2週ぐらいは、これまでにないほどレースに没頭していたと思う。
現在の私の実力では良くやった方だと思うし、決勝レースで大いに楽しめたので満足である。

これからの走行会についてはTD2 アスチュートも発売されるし、DT-03で戦えるか不安もある。
京商の復刻バギーならアルティマが格好いいと思っているが、走らせるのが勿体無くて盆栽にしてしまいそうだ。
今回の優勝はターボスコーピオンだったがアルティマでAメイン4位と健闘されていた方もおられたので、向き合う価値はありそうだが私はそこまで愛情を注げるだろうか。

先のことは追々考えていくとして、今はDT-03に再び活躍の場を与えられたことに満足している。
また、終始和やかなムードで子供から大人まで楽しめる走行会を運営してくださったスカイホビーの皆様に感謝している。

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