前回の続き。
ここからキット付属の紙の説明書には誤植が目立った。
公式サイトでダウンロードできるPDFの説明書の方は修正されているのでそちらを参照した方が良いだろう。
Bag 5
Bag 5はボールデフの組み立て。

慣らしと調整はシャーシが組み上がってからするとして、組み立て自体は説明書通りに行った。
ケミカルもキット付属のデフグリスとブラックグリスを使用した。
スプリングを一回潰してから使えという説明書の指示も守ったが、足立伸之介選手は潰さない方が良いとしているので潰さない方が良いのだろう。
Bag 6
Bag 6はギヤボックスとリアショックタワーの組み立て。

B6.3Dのキットには72Tと78Tのスパーが入っており、どちらを使うか選ぶことができる。
また、レイダウンのギヤボックスとレイバックのギヤボックスが入っているのでこちらも選択して組み立てる。
私はストックから始めようと思っているのでスパーは72Tにして、ギヤボックスはチャンプ相模原での使用率が多そうなレイダウンを選択した。

ギヤにはデフグリスを塗れという指示があったのでそうした。
ギヤに塗るグリスは潤滑性が有る方が良いとか、無い方が良いとか色々言われるがどちらが正しいのだろうか。
デフグリスは潤滑性が無いタイプだ。
スリッパーはスリッパーパッドが19mmが使用されるようになり、リアのショックタワーもB6.2から変更があったようだ。
ウイングマウントも変更されているようだが私には違いがよくわからない。

Bag 7
Bag 7はリアハブの組み立て。

ここから誤植が目立つようになる。
まずはリアハブのスペーサーだが、下図の箇所は2mmを使うように指示されているが1mmを使う。

Bag 8
Bag 8はターンバックルの組み立て。

キットにはスチール製のターンバックルが入っている。
ストックでやるならチタン製なんか軽くて良いんだろうな、などと考えながらもせっかく入っていたのでスチール製を使う。
今回はターンバックルの組み立てが少しでも楽になるように新アイテム(Factory Team Ball Cup Wrench)を用意した。

ボールカップの頭の部分がすっぽり入るようになっているので、そこにボールカップを突っ込んだらグリグリとねじ込んでやるだけだ。

ボールカップレンチの使い心地は良かった。
かなりのストレス軽減になると思うのでお勧めだ。
紙の説明書ではここにも誤植がある。
フロントのキャンバーリンクは26.90mmとされているが、PDFでは22.60mmとなっている。

ともあれ、ターンバックルを取り付けてBag 8まで完成した。

今回はここまで。
残りはショックの組み立てとメカ積みぐらいだろうか。
早く走らせてみたいという気持ちを抑えつつ、次回に続く。