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チャンプ相模原のレースに参加するのは初めてなので、前日準備をした上でレースに臨んだ。

合い盛り定食(ご飯大盛り)

なぜいつもご飯が大盛りかというと、からやまの店員さん(顔が小さくて可愛い)がいつも「ご飯大盛り無料ですが、いかがですか」と聞くので「お願いします」と答えてしまうからだ。

前日準備

マシンの調子をみつつ、当日に使うべきタイヤの調査とボディのテストを主に行った。
その他、メンテナンスとしてサスアームも交換した。

タイヤ

午前中はJconcepts Ellipse Silverで午後はGreenだろうか。
途中でBlackがいいと言う声もどこからか聞こえたが、私は持っていないので黙殺するしかなかった。

ボディ

レース直前になってしまったが、Jconcepts P2 Body (0341) を試してみた。
予想通りリアグリップが確保できたので、レイバックからレイダウンにしてみた。
するとレイダウンでもリアグリップに不安を感じなかった。よってボディはP2で行く事にした。
S-typeウィングも割れていたので新品に変えてみるとグッと安定感が増した。

1パック走っただけで大好きなボディになった

メンテナンス

前回のメンテナンス中にサスアームのガタが気になったので新しいものに交換した。
バンパーもボロくなっていたので交換する事にした。
せっかくのレースだから愛車を格好良くして参加させてあげたいという気持ちもあった。

輸入代理店がTeam AJになってから欠品が減って嬉しい

Takaya Iyoさんにマシンをみてもらう

14RC ch. Amain経験者は見てはいけない !むしろ教えるべき のTakaya Iyoさんがおられたのでご挨拶した。
すると「とりあえずマシンをみましょうか」と言ってくださり、みていただく事になった。
特にステアリング周りをじっくりみた上で全体的に見てくださったが、大丈夫なようだった。
私はマシンがちゃんと組めていることが大事だと思っているので、ほっとした。
その後、実際に走らせてくださり「ブレーキが強すぎるね」ということでEPAでブレーキを調整していただいた。
私が21秒から22秒ぐらいで走らせているところを、Takaya Iyoさんは19秒台で走らせておられた。
同じマシンで2秒も3秒も違うのかと驚くと同時に、私のマシンでも19秒台に入れることが可能なのがわかった。
ご自身もレースに向けての調整もあるだろうに、実際に走らせていただけて嬉しかった。

加藤 航輝選手にマシンをみてもらう

加藤 航輝選手がいらしたのでピットを覗きに行くと、お父様から「航輝にマシンみさせましょうか」と声をかけてくださったので、お言葉に甘えて見ていただく事にした。
加藤 航輝選手から「コースのどのあたりが難しいですか」と聞かれたので「ストレートのくの字のあたり」とお答えすると「フロントは硬く、リヤは柔らかくなるようにスプリングを変えてみては」というご提案をいただいた。
言われた通りフロントをV2ホワイトからV2グレイに、リヤをV2グレイからV2ホワイトにした。
すると途端にストレートが走らせやすくなり、さらに最初のダブルも飛びやすくなった。
ジャンプも飛びやすくなった旨をお伝えすると「フロントのスプリングが柔らかくて底付きしていたかもしれませんね」と教えていただいた。
なるほど、これぐらいジャンプの侵入が荒れていると、そこで挙動が乱れて難しくなるのか。
全体的に走らせやすくなり、私のラップタイムが20秒から21秒ぐらいに短縮された。
スプリングを変えただけで1秒も縮まってしまうとは!
これにより翌日のレースにより自信を持って挑める運びとなった。

レース当日

いよいよレース当日だ。
私の参加するストックリーディークラスは4ラウンド行われ、そのうち成績の良い2ラウンドのポイントの合計で順位が決定される。
タイヤは悩んだが、途中でフィーリングが変わるのを嫌って終日Ellipse Greenで行く事にした。

前日までに準備は終わっているから後は走るだけだ

ラウンド1

スカイホビーで4回ほどレースには参加したが、初めて自覚できるほど緊張した。
緊張はしたが幸い体は震えなかったし、落ち着いて走れた。
2番グリットからスタートだったのに最初の週で最下位になってしまったが、冷静に立て直して4位でゴールできた。

ラウンド2

前のラウンドで良く走れたので慢心し、速く走ろうとしてしまった。
最初の週で最下位になってから、なんとか順位を上げて7位でゴール。

お昼休み

昼食をとってまた加藤 航輝選手のピットを覗きに行くと、もう一度マシンをみていただけるという。
速い人はお昼に何を食べているのかチェックしに行っただけなのに申し訳ないと思いつつも、こんなチャンス滅多に無いことなので有り難くみていただく事にした。
ちなみに加藤 航輝選手はとろろ蕎麦を召し上がっていた。
蕎麦は血糖値の上昇が緩やかであり、とろろを加える事により腹持ちも良くなる。
よって、1日かけて戦うレース当日に体調が変わりにくい理想的な食事かもしれない。

私がそんなことを考えていると、加藤 航輝選手はせっかくのお昼休みなのにセットアップゲージを取り出して「トーアウトはコーナー途中から難しくなるから」とサブトリムとトー角を丁寧に調整して0度にしてくださった。
また、ステアリングターンバックルがCハブに当たらないようにEPAを調整してくださった。
ここを見るときは、ゆっくりステアリングを切ってみるのでは不十分で、勢いよく切っても当たらないようにするのが重要だと教えていただいた。
前日にマシンを見ていただいたTakaya Iyoさんもステアリング周りを入念にチェックしておられたので、ステアリング周りがちゃんとしていることが重要なのだろう。
続けて「リヤが踏ん張るように」とリヤハブのスペーサーを1mm増やしてくださった。
他にもリアのサスピンの位置は広い方がサスアームがよく動くと伺った。これは後日試してみたい。

加藤 航輝選手にマシンチェックしてもらった安心感に加え、加藤ご夫妻からの応援にも応えたい気持ちが高まった。
こうして書き記しながら振り返ると、この時、自分の中で無意識的に何かを決意していたような気もする。
あるいは加藤家の皆様に何かのスイッチを入れていただいていたのかもしれない。

血糖値が急上昇しそうな油淋鶏定食(ご飯大盛り)

ラウンド3

8番グリッドからのスタートだったが、落ち着いて冷静に走らせることができた。
このラウンドが一番集中して走らせることができ、3位でゴールできた。
私なりに集中していたためレース内容はあまり覚えていないが、結果には大満足だ。

レース後、加藤 航輝選手のお母様から「とても上手に走ってましたね」とお褒めいただいた。
日頃から加藤 航輝選手の走りを見ておられるお母様からそんなこと言われたら嬉しいに決まっている。
今日のレースが終わっても引き続き練習を頑張ろうと思った。

ラウンド4

ラウンド3の結果に満足して気が緩んだか、あるいは欲が出ていたのかもしれない。
慎重さを欠いて7位ゴール。ラウンド3で出来ていた事が出来ない感じだった。

抽選会

全レース終了後、抽選会があり参加者に色々なプレゼントがあった。
私と他数名は1/64のRC重機が当たった。

当選者はコース改修の際にはこれで手伝うように、とアナウンスがあった

まとめ

38人中17位ということで、自分としては満足している。初めての参加で真ん中ぐらいに入れれば充分だ。
リーディーレース形式は1日のうちに4回決勝レースに参加できるのでレース経験を積みやすいだろうから、これからもストックリーディークラスに参加し続けたいと思う。

また、私のチャンプ相模原での初レースを支えてくださった皆様に感謝すると共に、次回お会いした時に「上手くなったね」と言っていただけるよう、これからも練習を続けたいと思う。