チャンプ相模原の現在のレイアウト、周回方向で速く走るにはどうすれば良いだろうか。
本来なら前回やるべきであっただろうコースの現状把握と走行ラインを考えた。
コースの現状把握
コースの現状を把握する必要があると思って写真を撮りつつ、観察してきた。
コース左側の谷越えジャンプ
手前の左側が低くなっているのに対して、向こう側の左部分が高くなっている。
よって、真ん中ぐらいを狙うと飛び越えやすい。
お立ち台前のダブル
手前側の右側が低くなっているので右側からは飛びにくそうだ。
そもそも右側はお立ち台との距離が近すぎてマシンが見えなくなるのであまり通りたくない。
左側は飛びやすいが次のダブルに向けて助走距離が取りにくくなる。真ん中はボコボコに荒れている。
上手い人は手前の左側から向こう側の真ん中へ飛んでいるので、おそらくそれが正解なのだろう。
コース右側のダブル
手前の左側は崩れつつあり、助走距離も取りにくいのでストックの私は真ん中あたりを狙うのが良いだろう。
しかし近くに寄ってみるとお立ち台からでは気付かない細かいところまでわかるものだ。
こんなに亀裂が入っているとは思っていなかった。
テーブルトップ後のくぼみ
ここは避けて通るのが難しかった。
着地でボムっとなるのを受け入れるしかないかもしれない。
ストレートの中央付近
ストレートがくの字なので、少し曲がりながら駆け抜けないといけないのだが、中央付近でこける車が多い。
写真を確認してみて納得した。通りたくなるところにくぼみが点在している。
これらのくぼみにタイヤが引っかかって転んだり吹っ飛んだりするのだろう。
これらの写真を撮影しつつコースの現状を確認し、通るべきラインを考えながら走行した。
加えて、握れるところを模索し、できる限りスロットルを開けるように努めた。
しかし、20.9秒が一回出ただけで後は21秒〜22秒ぐらいをウロウロして1日が終わってしまった。
どうすれば良いか
壁にぶち当たった感が否めない。何が悪いのか。
おそらく全部の箇所で少しずつ失敗しているのだろうが、自覚できていないのが問題だ。
操作に夢中になりすぎて自分のマシンを客観視できていないのかもしれない。
セッティングを変えればもっと走らせやすくなるかもしれないと思い、スプリングを変えてみたりオイルを変えてみたりしたがタイムには反映されなかった。
ちょっと疲れてきた頃にTakaya Iyoさんがいらしたのでお話しさせていただいた。
いくつかアドバイスいただいた中で印象的だったのは「どこを走らせるかでセッティングの印象は変わってしまう」という話だ。
ライン上は砂が少ないのに対し、ラインを外れれば砂が浮いている。
タイムを出すにはライン上を速く駆け抜けられるセッティングを狙わないといけない。
そして、それ以前にライン上を走れているかが問題になってくる。
改めて考えてみると、私がラインだと思っているラインが間違えているのかもしれない。
ツーリングカーで一皮剥けたと自覚できるぐらいタイムが上がったきっかけは、コーナーのアールを大きく捉えて失速しないように曲がる事だったので、これをバギーに持ち込もうとしていた。
走らせ方のイメージが悪ければそれに合わせたセッティングをしてしまうし、そんなセッティングには価値がない。
まずは走らせ方のイメージを改めるところからか。
以前にTakaya Iyoさんに私のマシンを操縦していただいたときの動画を見直してみると、Takaya Iyoさんのラインは直線で走る距離を長く取ってコーナリングしている距離が短いことに気がついた。
次回の練習時にはその辺に気を付けて練習してみよう。
マシンは大体良いところにあるだろうから、セッティングに固執せずに走らせ方に注力してみよう。