Futaba T10PXを購入したのでどんなもんか試してきた。
T4PVからの乗り換えだがタイムは上がるだろうか。
結論から言えばプロポを変えたからといって速くはならなかった。
ただし、細かい操作が全てマシンに伝わる感じなのでとても気持ち良く操作できるし、転ぶことも減った。
転倒が減ったことによりラップタイムもまとまるようになったが、やはりタイムを上げていきたい。
ちょうど坂本大輔選手がいらしたので相談させていただくと、私のMyLapsのデータを見ながら「とても良い」とお褒めいただいた。
相談させていただく直前のパックは転ばずに毎周同じぐらいのペースで走れていたが、速くは無いのだ。
お褒めいただいて嬉しいのだが、坂本大輔選手は私よりも3秒も4秒も速い。
流石にそこまでとは言わずとも、私はあと1秒ぐらいは縮めたいのだ。
すると、ベストラップを求めるよりも今22秒から23秒でまとまっているのを安定させる事が大事だとアドバイスいただいた。
それができてから少しずつ平均タイムを縮めていくのだという。
自身の限界よりも速く走らせるということは無理をしているのでミスが増える。
無理をしてコンマ数秒ずつ縮めていっても1回転んだら一気に数秒を失ってしまう。
よってベストラップを求めるよりも、安定してラップを刻めるようにするのが優先だということだ。
ベストラップについても7周目と早めに出ている点も良いと言っていただけた。
1パック練習する中で、そのパックのベストラップが5分以降に出ているようではレースでは反映されない。
もしそうなるようなら、マシンがオーバーパワーで無いか、集中できているかを確認すべきだと教わった。
1ラップ目からちゃんと集中してアベレージタイムぐらいで走れる事が大事だという。
どれも非常に論理的で説得力のある説明だった。
レースで成績を残すための考え方とはこういうことか。とても現実的だ。
そして、まずは5分で14周に入れるように目指してみましょうと、目指しやすい目標まで設定してくださった。
その後についても、週に1回練習するとして1年で1秒縮まれば十分に良い成長ペースだと教えていただいた。
そう言われてみると私は少し焦りすぎていたかもしれない。
それに、たかだか2ヶ月通った程度で良いレースがしたいなど贅沢な希望だったかもしれない。
上達するには練習するしか無いのを再確認させていただいた。
厳しくも感じるが、だからこそ挑戦する価値もあるし、真剣に取り組み続けられるのだろう。
練習しよう。私はオフロードのレースに憧れているのだ。