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前回は上手く走れずに落ち込んでいたが、克服するつもりでチャンプ相模原に向かった。
この日は砂が少なめで走らせやすく、適度に空いていたので快適に練習できた。

今回は良く走ってくれた

愛車が良く走ると心に余裕ができて楽しく練習できた。現金なものである。
しかし、楽しめれば前向きに練習できるし、継続もしやすいものだ。
いつもこんな感じの路面だと気持ち良いのだが、いずれは前回のように苦しい路面にも対応できるようになりたい。
そのためにも少しづつセットアップの引き出しを増やしていきたい。

寒いとカップラーメンが食べたくなる

さて、今回は前回と比べると走らせやすかったので、ボディをF2に、ウィングをHigh Clearance 7inchにした。
さらにリヤアッパーアームのバルク側の付け位置を外側にした。
外側にするとロールセンターが高くなり、ロールの戻りが早くなるので立ち上がりで握りやすくなる。
特に計測ライン後のダブルに向かって立ち上がる所で有効だと思う。

アッパーアームの付け位置で動きが全然違う

さらに@14RC3さんからボールデフはもう少し硬めの方が良いと教わったので10分程度締め込んでみると、これもまた良い感じだった。
これまで路面にギャップが多い場合は軽めのデフで吸収するのが良いかと思っていたが、デフを硬くする事でギャップに付き合わなくなるというか、ある程度無視してくれるようになった。
路面に追従するような動きが減った事により、変な挙動が収まって安定するようになった。
相変わらず早くは走れないが、ミスが減ってラップがまとまったので良い傾向だろう。

ほぼ満足できる感じになったので、自分用の備忘録として現時点でのセットアップシートを作って見た。

初めてセットアップシートを作って見たが、結構楽しい作業だった。
自分の車を見直す事にもなるし、こうしてまとめてみると次に試したいことも思いついたりする。
次回はもう少しフロントのトーアウトをつけて、フロントのオイルをもう少し硬くしてみようか。
そうなると前後のスプリングもこのままで良いのか気になる。また色々試してみよう。

余談だが、最近はリヤモーターの2WDバギーが流行り始めているようだ。
昨年にG-ForceのGENOVAが発売され、今年は京商からダートマスターという車種も発表されたからだろうか。
ここのところチャンプ相模原でもGENOVAを走らせている人がチラホラいるし、今回は昔のTLRのマシンを持ち込んでいる方もおられた。

リヤモーターの2WDバギーというと、私はTeam Associated RB10が気になる。
RB10はRC10B4みたいなレイアウトでよく走りそうだ。
難点はRTRなのでいらないメカがついて来たり、国内では部品が手に入りにくそうな点だろうか。
いや、割高にはなるがパーツからスクラッチで組み立てる方法もあるし、そんなに頻繁には走らせないだろうから部品は海外通販でも良いかもしれない。
そんな事を考えながら各パーツの値段を眺めていると「このぐらいの値段で維持できると良いよなぁ」とも思う。
気軽に楽しめるマシンとしてRB10が一台手元にあっても良いんじゃないだろうか。
いつどこで走らせるのかは疑問だが。

前回は少し落ち込んでしまったが、こうして余計な物欲が湧いてくるという事はまだまだラジコンに没頭できそうだ。