チャンプ相模原で引き続きB6.3Dの練習走行を続けている。
ここ数ヶ月、少しはラジコンの走らせ方がわかったつもりでいたが、とんだ思い上がりだった様だ。
やはりオフロードは難しい。グリップは希薄だし、ギャップもあるしジャンプもある。
コーナーも逆バンクだったり、侵入や出口が上りだったり下りだったりと立体的だ。
コースを俯瞰した時に、そうした要素をまだ立体的に捉えられていないのが問題だ。
特に、現在のチャンプ相模原のレイアウトでは操縦台手前のダブルの前に小さなシングルがあって、これを見落としていた。
操縦台との距離が近すぎて要素として捉えられてなかった様だ。恥ずかしい話だ。
そして、ここを飛んでしまうと次のダブルが難しくなるし、そのダブルを失敗するとさらに次にあるコーナー直後のタブルが飛べなくなる。
しかし、これらを上手にクリアできたときは非常に気持ち良い。オフロード最高である。
私の稚拙な操作のせいでありとあらゆる所で失敗を重ね、新車だったB6.3Dがどんどん壊れていく。
ジャンプで失敗して車体の横から着地したときにはリアのアッパーアームのボールスタッドが根本からへし折れてしまった。
ただ、この箇所はSC6.2での同様の体験から予備パーツを持っていたので、退場にはならずに済んだ。
やはり予備パーツの事を考えると初めてのキットは二つ買うのが正解だろう。
私はSC6.2のキットを二つ買っており、共通パーツが多いのでB6.3Dは一台しか買わなかった。
それでも部品が壊れたときは真っ先に手持ちの在庫が気になる。
とりあえずは交換して事なきを得たものの、このままこの部品を捨ててしまうのはもったいない。
帰宅後、根元で折れたネジの救出に挑戦した。
WD40を垂らして逆側から1.5mmのドリルでネジを壊してやろうと思ったら、予想に反してニュルニュルと出てきてくれた。
WD40でネジロックが緩んでくれたのだろうか?
こうなるなら1.5mmではなく、2mmのドリルを使った方が中心を決めやすくて良かったかもしれない。
ともあれ、無事に救出できて良かった。これでまた壊れても大丈夫だ。
他にバギーの壊れやすい箇所としてウィングがあげられると思うが、私なんかは1日1枚ペースで割れていく。
そこでチャンプ相模原のショップで2枚入りのバギー用ウィングを探してみると、JconceptsのJC-0181というのが大量に在庫されていたので「おそらくこれをみんな使っているんだろう」と思って買ってみた。
このウィングは正面の風を受ける部分が反り返っており、よく効きそうだ。
形状が複雑で切り出すのに少し苦労したが、デザインナイフでなぞって割る方法で切り出した。
しかし、ピットに戻って周りをみてみると誰も使っていなさそうだった。
まぁ、その日だけ使ってる人がいなかっただけかもしれないし、しばらく使ってみようか。
そして、誘惑に負けて買ってしまったオプションパーツもある。
B6.3Dを初めて走らせた時は「素組みでこれだけ走るんだからオプションパーツなんかいらないな!」と思ったものだ。
「オプションパーツを買わなくて良いのだから、かえって安上がりだな!」とも思った。
しかしそんな甘い世界ではなかった。
こんな格好良いアイテムを我慢できるはずもなく、購入してしまった。
私のB6.3Dはストックなので尚更似合いそうだ。
必要か?と問われればこれを取り付けて車の挙動がどうなるかもわからなかったが、欲しいもんは欲しいのである。
格好良くなった愛車を眺めるのもまたラジコンの醍醐味の一つだろう。
私にはわからないだろうと思っていたが、意外にも車の挙動の変化は感じられた。
ハンドリングがはっきりして、軽快になった様に感じた。
主にサーボの下に取り付けた方の影響だろうが、そもそもの剛性が高そうなアルミシャーシでも変わるもんなんだなと思った。
格好良くなった愛車で格好良く走れる様にこれからも練習を続けたい。