いつも前半の走行時間でお願いするのだが、もう少し長くできるか店員さんに聞いてみると「1時間でも2時間でも追加できますよ」という事だったので、前半に3時間プラスしてもらって9:00から18:00まで頑張ってきた。
坂本大輔選手とタイヤ
お隣のピットテーブルに元チーム京商の坂本大輔選手がいらしたのでお話しさせていただいた。
とても優しい方で色々と丁寧に教えていただいた。お邪魔であろうと思いつつも色々と伺ってしまった。
特にタイヤについて、エリプスのシルバーを基準に違うコンパウンドも試してみると良いとのアドバイスを頂けた。
坂本選手はその日の気温や湿度、路面の具合で数種類を使い分けておられるようだ。
印象的だったのは「喰うタイヤを探すのも良いが、喰わないタイヤで練習するのも大事」というアドバイスだ。
レース当日に喰うタイヤを用意できれば良いが、用意できない時もあるので対応力を鍛えておく、という考え方だ。
オフロードではレギュレーションのタイヤのどれを使っても、当日の路面にしっくりこないということもあるようだ。
特にチャンプ相模原の路面は坂本選手ですら見た目ではわからず、走ってみないとわからないそうなので、そういう姿勢は大事になりそうだ。
今回は坂本選手からこのお話を聞けたのが最大の収穫だ。
セットアップ
まだ通い始めて日が浅いのであまり自信はないが、今のチャンプ相模原の路面はグリップが低めではないかと考えている。
B6.3Dのキット標準のセットアップはもっとハイグリップな環境を想定しているような気がするので、ローグリップ向けのセットを試している。
タイヤ
暖かくなってきたので冬よりはPRO-LINE Positron MCが喰うかなと思ってJconcepts Ellipse Silverと比べてみた。
どちらも中古でPositronが8部山、Ellipseが5部山と言った感じだ。
山が残ってる分、Positronの方が前に出る感じはあったが、横のグリップ感はEllipse Silverの方があった。
タイヤの柔らかさもあるが、インナーもEllipse Silverの方が柔らかく感じるのでその辺も関係あるのかもしれない。
坂本選手に教わった通りPositronは練習用にしようか。
アクスルの高さ
以前、デフの高さをキットから1段階低くして満足していたが、どうもアクスルの高さも重要なようだ。
フロントとリヤの両方をキットから1段階づつ低く設定し、フロントのバンプステアスペーサーに1mmを追加した。
車高を確保しつつロールセンターを低くして積極的にロールさせる狙いだが、良くなっているような気がする。
同時に車高も前後22mmに設定し直した。
リバウンド
リヤのストロークを1mm伸ばしてみたが、はっきりとした違いは感じられなかった。
あまり変な感じはなかったので良い方向だろうか。フロントのリバウンドも合わせて再検討したい。
リヤウィング
JconceptsのNo. 0173 S-Typeというウィングも試してみた。
これまで使っていたJC-0181と形がそっくりで小さいのだが、S-Typeの方が効きが良い。
JC-0181は取り付け穴の目印が無かったが、S-Typeは目印があるので正しい位置に取り付けられたのかもしれない。
次回、JC-0181を買う機会があれば取り付け穴の位置を合わせて比較してみたい。
ESCの設定とギヤ比
走りやすくするために設定を見直してみた。モーターはHobbywing G3R ROAR 17.5Tで進角は50度。
ドライブ周波数は初期状態の2KHzが良さそうだった。4KHzだとスムースになるがちょっと物足りない感じだった。
ブレーキ周波数は初期状態の1KHzより2KHzの方が良い感じだった。
ギヤ比はスパー72にピニオン26か27ぐらいが良さそうか。多分このあたりだと思うのだがはっきりしない。
ウェイト
バッテリーの下に20gのウェイトを置いて試してみた。少しまったり感が出る。
ショックとの兼ね合いもありそうだし、もう少し研究が必要そうだ。
まとめ
マシンは良い方向に向かいつつあるのだが、テクニックがついてきてない感じだ。
ジャンプの飛距離の調節が難しい。スロットルの握り具合ではなく、進入速度が大事なのはわかっているのだが。
一つ目のダブルの着地さえうまくいけば、あとはなんとかなるはずだ。
結局この日は午前中に出した20.633がベストラップで、その後は更新できなかった。
現在のレイアウトでは22秒ぐらいから始まって少しづつ詰まっていき、ようやく20秒台に入ることができた。
綺麗に走れると気持ち良いので、一つ目のダブルを安定してクリアできるようになりたい。