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自宅ではHAKKO FX-888Dを使用していたが、ステーション型は持ち運びには不便なのでサーキットに持ち込む用のはんだごてを新調する事にした。

FX601-01に加え、こて台とこて先カバーも一緒に購入した

実は先日、チャンプ相模原で急遽はんだごてが必要になったのでショップでgootのCXR-80を購入したのだが、私には扱いづらかった。
CXR-80には5mmのC型のこて先が付属していて熱量も十分なのだが、温度調節がついていないのでこて先が熱くなりすぎてはんだが白く濁りがちだ。
上手な人なら手際良く扱えるのかもしれないが、私にはまだ難しそうだ。
goot純正のこて先カバーが見つからなかったのも持ち歩きを前提とした私の運用には合わなかった。

それに対しHAKKOでは純正のこて先カバーに加えて、こてと色合いを合わせた折りたたみ式のこて台(FH-305)も販売されていたので我慢できずに購入してしまった。
gootのはんだごてを購入して二日後の出来事であった。我ながらやりおる。

Blue is Better とはよく言ったものだ

温度調節が付いているため、使用感はとても良かった。
私は360℃で使っているが、モーターへのはんだ付けにはちょうど良い感じだ。
多少もたついてもはんだが白く濁りにくいし、こて先も焦げ付かないので綺麗に保てる。
温度調節が付いていないはんだごては、こて先が焦げ付いてはんだのノリが悪くなる。
はんだごて本体の長さもgoot CXR-80が約23cmなのに対し、HAKKO FX601-01は約20cmと少しコンパクトなのも良い。
付属のこて先も6.5mmのC型で、太めのケーブルを扱うラジコン用にはうってつけである。

こて台(FH-305)も優秀だ。折りたたみ式で持ち運びに便利だし、下の写真のように袋ナットを引っ掛けるところがあるので外出先でもこて先の交換や、袋ナットが緩んでいた時に締め直しが可能だ。
熱くなる部分にはゴムカバーが付いており、随所に設計者の配慮を感じる。

こて台としては少々高価だが、十分その価値はあると思う

こて先カバーも専用に作られているだけあって非常に扱いやすいし、持ち運び中のこて先を保護できるのが良い。
耐熱樹脂製という事だが、流石に熱々で取り付ける勇気はないので少し冷ましてから取り付けている。

違いのわかる者に好まれるという

HAKKO FX601-01ばかり持ち上げてしまったが、goot CXR-80も決して悪い物ではないと思う。
安価でしっかり熱量があり、gootはラジコン屋さんでの取り扱いが多いので予備部品なども手に入りやすいだろう。

ただ私は、HAKKO FX601-01に惚れ込んでしまったのだ。
自宅のFX-888Dと共に大事にしたいと思う。