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今年のゴールデンウィークはRC meetingというイベントが「新宿マルイメン」で開催された。
イベント内容としては一階のショップでステッカーやTシャツなどが販売され、屋上に特設サーキットが用意されていたようだ。
今日は朝から小雨が降っていたので特設サーキットはクローズされてしまったが、私のお目当ては「GAGA高橋のセッティングお悩み相談室」だ。

朝から小雨がパラついていた

お悩み相談室にはかなりの希望者が集まっていたようで、整理券が配られていた。
高橋さんに一人一人のマシンを見てもらえるのかと思ったが、四人一組で9分間というプログラムだった。
一人当たり2分少々しかないわけだが、それでも高橋さんにマシンを見てもらえるチャンスである。

B6.3Dを見てもらうために前日にメンテナンスしておいた。
まずは、タイヤからシャーシ各部まで全て掃除した。
ショックとギヤボックスも全てバラして掃除したし、スリッパーもメンテナンスした。
ボールデフは状態を見ていただきたかったので半日走行した状態のままとした。
モーター側のはんだもつけ直し、各部のネジの緩みがないかのチェックもした。
まるでレース前日の様な気合の入れようであったが、それほど私にとって高橋さんにマシンを見ていただくというのは一大イベントなのだ。

ちょうど4年前、私は高橋さんの動画のおかげでサーキットデビューできた。
サーキットに行くようになって大幅にラジコンの楽しみが広がったし、人とのつながりも出来た。
高橋さんのおかげで人生が豊かになったと言っても過言ではないだろう。
いつかお会いしたいと思っていたが、新型コロナウィルスの流行もあって中々実現しなかった。

しかし今日、ついに高橋さんに自分のマシンを見てもらえるのだ。
高橋さんの大事な教えである状態維持を私はできているだろうか。

まずはボールデフの状態を見てもらうと「良いボールデフですよ。これぐらいです。」と言っていただけた。
「高橋さんの動画を観て作りました!」とお答えすると「そうでしょう(ニヤリ」と動画で観る高橋さんのキャラクターそのままだった。
ボールデフがちゃんと組めていれば大体走れるそうなので、良いボールデフを作り続けられる様に精進したい。

「スリッパーはもう30分締めたら良いですよ。フロントタイヤが少し持ち上がるぐらい。」と言われ、家に帰ってから30分(180度)締めてみると本当にフロントタイヤが2~3cm持ち上がるぐらいになった。
マジか。スリッパーのナットの締め込み具合までわかってしまうのか。さすが一般人の200年分ラジコンと向き合った人だけある。

ピニオンとスパーのバックラッシュはストックならこれぐらいでも良いが、モデファイドをやる時はもう0.1mm詰めた方が良いと教えていただいた。

スロットルを握ってから抜いた時にカラカラというギヤ音が気になっていたので聞いてみると、それはピニオンとスパーの素材の質であったりするので気にしないでも良いと教えていただけた。

加えて、2WDバギーの17.5TならESCの設定でニュートラルブレーキを6%に設定して試してくださいとアドバイスいただけた。

一通り見ていただいた上で「良いと思いますよ。よく走ると思います。」と言っていただけた。
とても嬉しかった。4年間、動画を通して学んだ高橋さんの教えを守れていたのだろう。
これからもしっかりマシンの状態維持に努めていきたいと思う。

高橋さんに褒めていただいたB6.3D

高橋さんは短い時間の中で一通り見てくださり、記念写真まで撮ってくださった。
新型コロナウィルスの流行もだんだん落ち着いてきている様だし、レディオガガにもお邪魔したい。
そして今度は操作技術の方も見ていただきたい。