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チャンプ相模原ではBGMに80年代や90年代の懐メロが流れており、おじさん達の心をくすぐってくる。
ピットにいると誰かの鼻歌が聞こえてくることもしばしばだ。

私はといえば、華原朋美の「I BELIEVE」が耳から離れなくなってしまった。
当時はそれほど好きなわけでもなかったのだが、やはり小室哲哉は耳に残る曲を書くのが上手かったのだろう。

音楽にはその曲を聴いていた頃に心を連れ戻してくれる力がある。
だからチャンプ相模原にいる人達はみんな生き生きとしていて、少年のように楽しそうに過ごしている。
しかし体までは連れ戻してくれないので、ラジコンを起こしに行く時にたまに転んだりするのだ。
少年と違っておじさんは怪我をすると中々治らないので、くれぐれも気をつけて楽しんで欲しいと思う。

さて、せっかく再開したショートコーストラックだが、良く走るのであまり書くことがない。
おそらくタイヤ(Pro-Line Positron M4)とボディ(Jconcepts HF2)がコースに合っているからだろう。

Team Associated RC10SC6.2は良く走ってくれる

とはいえ、せっかく再開したショートコーストラックだ。色々と試してみたい。
そこでタイヤに関する知識を増やしたいと思ったので、別のタイヤも試してみることにした。
チャンプ相模原のレギュレーションではJconcepts Ellipseも使うことができるので、今回はJconcepts Ellipse Silverを試すことにした。
バギーではほとんどの人がEllipseを使っているのでショートコーストラックでも試してみようと思ったのだ。

ショートコーストラック用のJconcepts Ellipse Silver

タイヤ2個入りで3,168円、ホイールはJconcepts Hazardが2個入りで1,408円なので1台分買うと9,152円か。
中々のお値段だが、Pro-Line Positron M4は2個入りで4,500円ぐらいするので、それと比べれば買いやすい値段だ。

今回のEllipse Silverはインナーは加工せずにそのまま組んでみた。
Positronはインナーを加工しているので正確な比較はしにくいが、Ellipseも十分に走りやすかった。
Positronの方が前に出る感じが強く、Ellipseは横方向に強い感じだった。
どちらも捨てがたいが、インナーを加工しているせいかPositronの方が若干コントロールしやすく感じたのでレースではPositronで行く予定だ。
Ellipseも状況によっては出番があるかもしれないし、せっかく買ったのだから使いどころ見つけたいところだ。
季節によってSilverとGreenを使い分けたりすると楽しそうだが、Positron M4で一年中いけてしまったりするのだろうか。

ともあれ、考えることがタイヤぐらいで済むのは楽で良い。
突き詰めればもっと色々と考えるべきことはあるのだろうが、バギーと比べると格段に楽に感じる。
ショートコーストラックは操作しやすいので走らせていて楽しいし、もっと流行れば良いのにと思う。
この連載のタイトルが「ショートコーストラックを始めよう」となっているのも、これからショートコーストラックを始めてみたいという人の助けになれば、という想いからだ。
あるいは私が楽しんでいる様子を見てやってみようと思っていただけたら良いな、とも思っている。

ショートコーストラックについての情報がとにかく少ない現状なので、色々とお伝えできたらと思う。