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12月3日、この日は奈良県のRC PARK GOJOで行われる全日本選手権 EPバギー オープンクラスの予選日だった。
チャンプ相模原でよく見かける方々も参加されていたので、MyRCMを見て応援しながら練習していた。

ここ2年の全日本選手権は、新型コロナウィルスの蔓延による中止が続いたので今回は3年ぶりの開催となる。
参加される皆様それぞれが、それぞれの目標に向かって全力を出し切れることを願っている。

全日本選手権を気にしつつも昼食を買いにヤオコーに行ってみると、焼き鳥のいい匂いが店内に充満していた。
そうなるともう迷う余地もなく、焼き鳥に決まりだ。おにぎりと合わせても良かったのだが今回は焼きそばにした。

焼きそばと焼き鳥で縁日定食だ

ピットで縁日定食をいただいていると「においテロ」であると言われたが、私もまた被害者なのだ。
あんなに店内中に焼鳥の匂いを充満させられたら、焼鳥以外の選択肢などなかったのだ。

さて、本題に移ろう。
今回は気温7度〜12度と前回よりも気温は低めだったが、晴れていたので前回より路面は渇き気味だった。
私のB6.3Dは色々と弄りすぎて走りにくくなっていたところから、徐々にキット標準に戻しつつ様子を見ている。
前回、ウィングもいくつか試して6.5インチより7インチをメインに考えた方が良さそうな手応えも掴んでいる。
そして、今回はもう一度タイヤを見直していこうと思った次第だ。

方向性を修正して走りやすくなってきた

タイヤについて

リヤタイヤのEllipse Silver, Green, Blackと3種類のコンパウンドを試してきた。いずれもインナーは無加工だ。
路面の状況によってそれぞれ使い分ける必要がありそうだが、温度帯による使い分けも今後調べていきたい。

Ellipse Silver

Silverはこの3種類の中では一番硬いコンパウンドであり、路面が湿っている時に良さそうだ。
チャンプ相模原は営業終了後にコースに水を撒くそうなので、朝一はSilverが良かったりすることが多々ある。
また、前回の様にGreenで動きが重く感じられる時はSilverにすると良かったりする。

Silverの出番は「路面が丁度良く湿っている時」と仮定している。

まだあまり使っていないのでバリ山と言って良いだろう

Ellipse Green

Greenはこの3種類の中では真ん中の硬さになる。
前回の様に路面が湿っているとベタっと食いつき、少し動きが重く感じた。
少し使い込んでしまっているので、新品で試すべきだったかと反省している。
また、インナーがヘタっているせいかトレッド面が平らになっている。

Greenの出番は「暑い時期の路面が乾き気味の時」と仮定している。

今年の6月ぐらいから使っているが、5部山と言ったところだろうか

Ellipse Black

Blackはこの3種類の中で一番柔らかい。
コンパウンドが柔らかいからか、他のコンパウンドに比べてトレッド面が大きくラウンドしている様に見える。
今回は路面が少し乾き気味の15時ぐらいに試した感じでは一番感触が良かった。

Blackの出番を「寒い時期の路面が乾き気味の時」と仮定している。

今回1パックだけ試しただけなのでほぼ新品だ

まとめ

これまで、いずれのタイヤも上手な人の意見を聞いてインナーは無加工としていたが、私は上手ではない。
インナーは硬めの方がタイムを出しやすく、柔らかめだと操作が楽になる。
路面状況が良い時に使用するタイヤをSilverとするならSilverのインナーは無加工の方が良さそうだが、路面状況が良くない時に使うGreenとBlackのインナーは加工してしまった方が良さそうだ。
なんなら、私ぐらいの腕前ならSilverだってインナーを加工してしまった方がラップが安定するかもしれない。

やはりタイヤはマシンに対する影響の度合いが一番大きく、良し悪しもわかりやすいので試していて楽しい。
チャンプ相模原のレギュレーションでは色々なタイヤが使えるので全部調べるのは大変だなと思っていたが、2WDバギーのリヤタイヤはEllipseを使用している人ばかりなので、Ellipseのコンパウンド違いで調べれば良さそうだ。
ピットにいると何部山が良いとかも聞こえてくるが、ラインを外すことがある私の腕前ではいずれのコンパウンドでもバリ山が使いやすいだろう。

都合の良いことに私が愛用しているProTekのタイヤチューブにはEllipseのリヤタイヤが4本入るので、リヤタイヤのバリエーションを増やしても整理しやすそうだ。
チャンプ相模原には衣装ケースにいっぱいのタイヤを持ち込む方もおられるが、私はまだその域に達していないのでコンパクトにまとめられると嬉しい。

ProTekのタイヤチューブはEllipseのリヤタイヤが4本入る

マシンの方も変なところは大体直ってきていると思うので、タイヤを試した感想も正確になりつつあるだろう。
一旦はタイヤについてはわかったつもりでいたが、今後も継続してタイヤについて勉強していきたいと思う。
「心技タイヤ」を心に刻みつけて取り組みたい。